ベトナム 12/22〜12/27
12月に母とベトナムに行った。
母と旅行に行こう!となった時、まず思いついたのがセブ島とベトナムだった。
セブ島は海がとても綺麗だし物価も安いが、街が殺伐としていて治安も悪く、街歩きには向かないため、ベトナムに決定した。
ベトナムでは大都会・ホーチミンと、ビーチが有名なダナンの2都市を回った。
私と母は仲がいい。どちらかというと友達っぽい感じだ。
タピオカを半分こして飲んだり、ネイルに行ったり、閑散としたクラブでビールで乾杯して、つまらないことでたまに喧嘩する。
母といるとずっとふざけてるし、50代に突入したとはいえまだまだ体力もあって元気。
ダナンの古都ホイアンという街で、母が突然貧血で倒れた時は、だからかなり動揺した。
もともと母も私も貧血持ちだし、その日は空きっ腹にビールを飲んだので、倒れた理由は特に不思議ではない。実際私もいままで何度も旅行先で貧血で倒れている。
でも何故かその時は、すごくハッとした。
そうか、人はどんどん老いるし、それは母だって例外じゃないんだって、頬を強く殴られた気分だった。
私は身近な人の死に遭遇したことがまだない。
だから死というものの感覚が薄くて、本当に馬鹿げてるけど、心のどこかで母は不老不死なんだって思ってたのかもしれない。
楽しかったのは勿論だけど、いろんなことに気付かされた旅でした!